メディア掲載記事
新型自動減圧弁による管路圧力の制御技術
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農業土木学会誌 Vol.64 1996年(平成8年)3月1日 発行 |
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農業土木学会誌 Vol. 64 より転載 |
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新型自動減圧弁による管路圧力の制御技術
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稲垣 仁根
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鹿児島大学大学院連合農学研究科
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國武 昌人
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宮崎大学農学部
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要旨(原文より)
従来型自動減圧弁の課題である通水停止時に静水圧が連続すること、水撃圧が減圧弁を通過することの解消を目指し、従来型自動減圧弁と安全弁、エアーバッグを組合わせたインライン減圧型システムが提案されているが、今回さらに減圧弁の直列配置を可能とするために自動減圧弁の作動機構に改良を加えて、実機を製作し水理実験を行った。
実験結果からは「(1) 減圧弁単独で上流側の静水圧を遮断できること、(2) 複数台の直列配置が可能であること」がほぼ確認できた。今後、新型自動減圧弁をインライン減圧弁型システムの中に導入することにより、設計内圧の直列段階的削減が可能となり、塩化ビニル管の広範囲な採用に道を開くものであると期待される。
キーワード:自動減圧弁、インライン減圧型システム、水理実験、直列配置、設計内圧、塩化ビニル管
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この新型自動減圧弁のより詳しい説明については、定圧弁(減圧弁)UFSP 型をご覧ください。 |