海水取水の「お悩み」を解決しました‥‥ヨコタ海水取水ポンプ (PAT.)
水中ポンプ
立軸ポンプ
従来の真空ポンプ付き 渦巻ポンプ
ヨコタ海水取水ポンプ (特許連動抽気式)
高潮や暴風雨による破壊の恐れあり。 保守点検が極めて困難。 電気供給の不安大。
高潮や暴風雨による破壊の恐れあり。 保守点検が困難。 大きな設備となり建設費大。
吸気したら揚水不能になる。 揚程が増すので揚水不能に陥る不安大。 埋め立ててポンプ設置するので建設費大。
揚水中に吸気しても大丈夫。 揚水不能に陥ることがない。 堤防越え配管が可能なので建設費小。
抜群の吸込力
抽気ポンプを連動運転することにより抜群の吸込力があります。
吸気しても大丈夫
連動抽気により、揚水中に空気を巻き込んでも、あるいは海水に含まれる空気などが遊離発生しても、問題なく揚水を継続します。
山越え配管が可能
抜群の吸込力により吸水配管を堤防越えや山越え形とする事が可能です。
完全自動運転が可能
最初から一滴の呼び水も不要で、抽気ポンプの切り離し操作も不要ですから、完全自動運転ができます。
保守点検が容易
ポンプが陸上設置で、室内に置くこともできますから、安全で、保守点検が容易です。
コストダウン
堤防越えの吸水配管でも敷設可能で、大きな設備や埋め立ても不要ですから、建設費が安くできます。
(1)
運転を開始すると、主ポンプと同時に抽気ポンプも作動し、吸水管内の空気が排除されます。
(2)
空気が完全に排除されると、揚水は主ポンプ室に達し、主羽根車により外周に吐き出されます。
(3)
抽気ポンプの吸引により、主羽根車中心部の気水混合体は気水分離羽根に達します。
(4)
気水混合体は気水分離羽根の回転により、水と空気とに瞬時に遠心分離されます。
(5)
水は戻り通路を通って再び主ポンプ吸込口に戻り、気水分離羽根の中心部に集まった空気のみが抽気ポンプに吸引されます。
1:吸込口
2:気水分離羽根
3:分離水吐出口
4:抽気羽根
5:排気口
自吸渦巻ポンプ UHN 型(小~中容量、自吸式)
:抽気ポンプとの連動で更に自吸力をパワーアップ
プロセスポンプ UB 型 (中容量、自吸式)
両吸込渦巻ポンプ HD 型 (大容量、非自吸式)
:抽気ポンプとの連動で大容量の自吸式に
大型斜流ポンプ YM 型 (大容量、非自吸式)
主ポンプ :UHN 型
200mm x 3.6m3/min x 18.5m x 1750min-1 x 18.5kW
抽気ポンプ:VP-K 型
5.5kW
1:
主ポンプ
2:
抽気ポンプ
3:
無水撃チェッキ弁及び無送水検知器
4:
満水検知器
5:
共通台板
6:
主ポンプモーター
7:
抽気ポンプモーター
8:
操作盤
スイッチを入れると、抽気ポンプが起動します。
吸水管内の満水を満水検知器が検知すると、主ポンプが起動し揚水を始めます。そして、抽気ポンプは電気節約のため停止します。
揚水運転中に空気を巻き込んだり、あるいは海水に含まれる空気などが遊離発生しても、主ポンプ自体が持っている自吸機構により、それらの吸気量を問題なく処理し、安定した揚水を続けます。
万一大量に吸気して揚水不能に陥ると、無水撃チェッキ弁を通る水量がゼロに近づきます。すると、組み込まれた無送水検知器がこれをキャッチし、抽気ポンプの起動を指示して、自動的に上記(1)からの作動に戻ります。
吸水面の変動が激しい場合や、大量に吸気することが予想される場合には、抽気ポンプを常時運転に切り替えると、安定的に連続揚水することができます。
ケーシングはセミダブルボリュートと空洞受からなるシンプル構造です。片吸込単段ポンプで、広範な仕様にわたって、優秀な揚水性能を示します。
最高負圧は 60~90kPa に達し、抜群の自吸力を発揮します。
低 NPSH です。吸込条件の変動によってキャビテーション状態となっても揚水運転を継続できるので、NPSH に余裕をみる必要がありません。
揚水中に空気の巻き込みや混入があっても問題なく運転を継続できます。鳴水運転(水と空気を一緒に吸い続けること)や気液二相運転も楽々とできます。
主ポンプ :
HD 型 50m3/min x 25m x 900min-1 x 300kW
抽気ポンプ:
VP-K 型 2.2kW
HD 型 7m3/min x 75m x 1800min-1 x 120kW
VP-K 型 3.0kW
無水撃チェッキ弁を採用して水撃防止
材質は耐海水ステンレス YST130N を採用して腐食防止
弁の動きが流れに順応するので、閉鎖遅れがなく、水撃は発生しません。
一枚弁の簡潔な構造で故障がありません。整備費が格段に削減できます。
無送水検知器も取り付け可能です(オプション)。
ポンプ停止後の経過時間と圧力変化
耐隙間腐食性
耐孔食性