1.
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パイロット弁内部で入口圧(1次圧)P1 と出口圧(2次圧)P2 との中間圧 Pe を形成し、主弁上面に伝達して適切な主弁開度に保持します。
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2.
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出口側の使用量が減少して、出口圧 P2 が設定圧以上になると、A 弁部を開き、B 弁部を閉じ、中間圧 Pe が昇圧されて主弁を絞り、出口圧を設定圧まで減圧します。
逆に出口側の使用量が増大して、出口圧 P2 が設定圧以下になると、A 弁部を閉じ、B 弁部を開き、中間圧 Pe が減圧されて主弁を開き、出口圧を設定圧まで昇圧します。
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3.
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入口圧の変動に対しても、同様の機構でパイロット弁が応動し、主弁の開度を適宜に自動調整して出口圧を設定圧に保持します。
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4.
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全閉時には、出口圧によりパイロット弁の B 弁部は完全閉止すると同時に、主弁上面に入口圧を有効に受けて主弁は強く閉止され、入口側と出口側を完璧に遮断します。
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5.
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設定圧の微調整はパイロット弁のコイルばねでできます。
なお、主弁、パイロット A 弁部、B 弁部のいずれかにゴミが目詰まりした場合は、目詰まりによって生じる圧力変化に応じて、目詰まり弁部が開き自動的にゴミを排除します。
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