横田製作所
小型脱泡ポンプ投入
少量生産・試作研究に貢献
ポンプ・バルブなど液体関連装置の開発・製造を行う横田製作所(広島県広島市・横田博社長)はこのほど、食品業界で評価の高い脱泡・脱気ポンプ「ASP
型」に少量生産ラインや研究・試作に対応する小型機「ASP‐0115」を追加し、販売開始した。同製品の処理能力は常温清水で毎分 10L 。 ASP
型シリーズはラインに組み込むことにより連続式で脱気・脱泡を行う。沈静用タンクなどとは異なり静置時間をとる必要がなく、品質・エネルギー面でのメリットが多い。
同社の脱泡ポンプのラインアップは、処理量毎分 10、35、60、90L の4機種。脚を付けて床面から距離を取れるサニタリー仕様にも対応する。飲料のように低粘度のものから、ジャムのような高粘度の食品、味噌のようなペースト状のものまで脱泡可能。同社の試験では、発泡しやすく脱泡が困難な洗濯用洗剤でも、
ASP 型により、67~72 %脱泡された。
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