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小型脱泡ポンプ投入 少量生産・試作研究に貢献


食品化学新聞  2014年(平成26年)7月10日(木曜日)掲載

横田製作所
小型脱泡ポンプ投入
少量生産・試作研究に貢献


ポンプ・バルブなど液体関連装置の開発・製造を行う横田製作所(広島県広島市・横田博社長)はこのほど、食品業界で評価の高い脱泡・脱気ポンプ「ASP 型」に少量生産ラインや研究・試作に対応する小型機「ASP‐0115」を追加し、販売開始した。同製品の処理能力は常温清水で毎分 10L 。 ASP 型シリーズはラインに組み込むことにより連続式で脱気・脱泡を行う。沈静用タンクなどとは異なり静置時間をとる必要がなく、品質・エネルギー面でのメリットが多い。

同社の脱泡ポンプのラインアップは、処理量毎分 10、35、60、90L の4機種。脚を付けて床面から距離を取れるサニタリー仕様にも対応する。飲料のように低粘度のものから、ジャムのような高粘度の食品、味噌のようなペースト状のものまで脱泡可能。同社の試験では、発泡しやすく脱泡が困難な洗濯用洗剤でも、 ASP 型により、67~72 %脱泡された。

小型脱泡ポンプ投入 食品化学新聞社

食品化学新聞 2014.7.10 版より転載

充填前に脱泡を行うことにより、製品内の酸素量が抑えられ、酸化による製品劣化防止が期待できる。また、充填容量がばらつきにくくなり一定化できることから、歩留まり向上にも繋がる。一方、チョコレートコーティングや可食フィルムなど薄く延ばす製品では、気泡があると選別排除の対象となり廃棄の問題も生じるので、脱泡ポンプを検討・導入するメーカーが増えている。同社では、ユーザーの製品や工程に合わせた脱泡による品質向上を提案し、幅広い業種への拡販を図る考えだ。


この製品のより詳しい説明については、脱泡・脱気ポンプ DP、ASP 型をご覧ください。

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