1液面制御弁

パイロット式自動制御弁


共通の選定・外形寸法図

パイロット式自動制御弁の各型式に共通の仕様は次の通りです。

フランジ規格

JIS 10K、JIS B2062 水道

材質

FC、FCD、SCS/SCS
その他、高耐食性のヨコタ二相ステンレス YST130N 等、豊富に材質を用意しています。

適用流体

液温 0℃-70℃ の各種流体(特殊液の場合はお問い合わせください。)

キャビテーション特性

許容キャビテーション係数 cc は下記の通りです。
口径 100mm 以下 cc=0.45
口径 150mm 以上 cc=0.24
詳しくはこちらをご覧ください。


共通選定図

パイロット式自動制御弁 選定図

<選定図の使い方>

弁前後の差圧 A と計画流量 B の交点 C を求め、その交点 C より上の口径をご選定ください。
左記の例では、
流量制御機能無しの場合(黒線) 口径 350mm
流量制御機能付きの場合(青線) 口径 400mm
を選定します。

(注)

弁の最大流速は 3m/sec 以下としています。それを超える場合は別途ご相談ください。

連続使用最小流量は弁最大流量の 10% 以上としてください。


パイロット式自動制御弁

口径 150A 以上については点検窓を設けています。

部は過大流量カット機能付の場合を示します。

部はオリフィスの代わりに横軸型バタフライ弁(オプション)を装備した場合を示します。

オリフィスまたはバタフライ弁前後の短管は弁と同口径としてください。


共通外形寸法図

単位:mm

型式-口径
外形寸法
取付寸法
オリフィス
(注)
本体
質量
(kg)
L
A
B
H
V
W
n-Z
M
N

UFS@-080

280

95

235

330

-

-

-

436

479

80

100

350

127

230

380

-

-

-

496

545

90

125

420

145

260

440

-

-

-

591

644

130

150

450

153

230

470

-

-

-

666

719

170

200

600

220

285

545

-

320

2-23

826

883

270

250

700

250

440

585

-

500

2-23

986

1051

400

300

800

295

440

600

-

440

2-23

1146

1221

510

350

900

305

370

700

-

480

2-23

1306

1381

590

400

1000

320

385

800

-

660

2-25

1476

1575

800

450

1100

450

540

970

-

600

2-27

1626

1737

1200

500

1200

450

540

970

-

600

2-27

1786

1910

1300

600

1400

500

580

1000

-

700

2-27

2126

2277

2200

(注)
オリフィス又はバタフライ弁は、流量制御機能付の場合の装備品です。
M 寸法はオリフィス、N 寸法はオリフィスの代りにバタフライ弁(オプション)を装備した場合の寸法を表します。
なお、バタフライ弁を装備する場合は、その前後に上図のような短管を挿入することを標準とします。


定圧弁の場合の設置例(ご参考)

パイロット式自動制御弁 定圧弁の場合の設置例


部品名称
1

定圧弁

2

仕切弁

3

フレキシブルジョイント

4

短菅

5

排気弁および安全弁

6

安全弁(主弁の 1/2 口径以上)

7

ドレン配管

8

バイパス配管ユニット


単位:mm

型式-口径
据付・配管寸法
A
B
C
D
E
F
L
P
R
S
M
N
G
H

UFSP- 80

270

320

240

400

240

1720

280

500

700

500

2580

1700

300

1700

100

275

360

250

400

300

1910

350

500

700

500

2820

1700

350

1700

125

280

370

260

450

375

2135

420

500

700

500

3065

1700

350

1700

150

290

380

280

450

450

2290

450

500

700

600

3250

1800

355

1800

200

300

400

300

600

600

2800

600

500

700

600

3800

1800

420

1900

250

300

460

380

750

750

3420

700

500

700

700

4480

1900

450

1900

300

300

480

400

900

900

3880

800

500

700

700

4960

1900

500

2000

350

300

720

430

1050

1050

4580

900

600

800

800

5900

2200

550

2200

400

300

820

470

1200

1200

5160

1000

600

850

800

6580

2250

580

2400

450

300

880

500

1350

1350

5680

1100

600

900

900

7160

2400

750

2800

500

300

960

530

1500

1500

6220

1200

600

1000

900

7780

2500

750

2900

600

300

1100

560

1800

1800

7220

1400

600

1100

1000

8920

2700

800

2900

(注)

据付工事の簡素化のために、ボックスカルバートに設置してユニット化することもできますのでご照会ください。



配管と取扱について

標準的な据付方向は水平配管方向です。垂直配管でご使用の場合はお問い合わせください。

特に前後に直管部を設ける必要はありませんが、主弁の直前での急激な偏流はできるだけ避けてください。

弁の入口側、出口側には保守点検用に仕切弁を設けてください。

取水口または弁入口側には原則としてストレーナーを設置してください。

ポンプによる圧送システムにおいて、ポンプ停止中に空気の侵入するラインには、急速排気弁を設置してください。

定圧弁の場合は、1次側と2次側に安全弁(主弁口径の 1/2 以上)を設置し、その安全弁から放流口まで、ドレン配管を施工してください。安全弁としては、どの様な条件下でも速やかに応動するヨコタ安全弁をお使いください。

液面制御弁の場合は、ボールタップ閉止後、主弁の閉止までにタイムラグが生じることがありますので、水位の設定時にご考慮願います。なお、ご不明な点についてはご相談ください。


ここに記載した規格・仕様は、製品改良のため予告なく変更することがあります。


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