過大流量カット機能付
ボールタップの開閉で確実に設定水位を保持します。
流量制御機能を装備して過大流量をカットし、設定流量を保持します。
独自の閉止機構により止水性能は完璧で、全閉時の漏水を防止します。
パイロット弁の流路には、ニードル弁のような固定絞り部がなく、ゴミに強い構造です。 またゴミが目詰まりしても自動的に開いて排除する自掃作用があります。
簡単な構造のため、わずらわしい調整が不要、耐久性抜群で、メンテナンスフリーですから整備費が節減できます。
特許:日本、米国ほか海外 口 径 80-600mm 標準耐圧 1MPa
1.
パイロット弁にボールタップを接続配管し、設定水位におけるボールタップの開閉によりパイロット弁を駆動し、主弁開度を自動調整して設定水位を保持します。 また弁の入口側にオリフィスを備え、流量の変動によってオリフィス前後に発生する差圧(P1-P1')によりパイロット弁を駆動し、過大流量を防止します。
2.
通水中は、パイロット弁の A 弁部、B 弁部が作動して中間圧 Pe を形成し、主弁上面に伝達して主弁開度を自動調整していますが、設定流量を超えると差圧(P1-P1')によりパイロット弁の A 弁部は開き、B 弁部は閉じて、中間圧 Pe を上昇させ、主弁を絞って過大流量を防止します。
3.
設定流量の微調整はパイロット弁のコイルばねでできます。また広範囲に流量制御が必要な場合は、固定オリフィスの代りにバタフライ弁等の開度調整弁(オプション)を装備します。
入口圧力(1次圧力) 1MPa 以下(フランジ規格 JIS 10K の場合)
作動差圧 0.1MPa 以上
共通の選定・外形寸法図をご参照ください。