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食品分野に脱気ポンプが好評


空調タイムス  2005年(平成17年)8月31日(水曜日)掲載

横田製作所
水のソリューションを展開
食品分野に脱気ポンプが好評

流体機器の開発製造メーカとして産業向けにポンプやバルブ・用水機器の製造、また腐食や磨耗に強い特殊ステンレスも手掛ける横田製作所(社長=横田博氏、本社広島市中区南吉島)。

製品が全て独自技術搭載で特許取得という特長ある同社は、建築設備における水のソリューションを展開しユーザーが抱えている様々な課題に応えている。

産業向けに流体機器関連の開発を展開する同社だが、近年では新規事業として同社独自の脱泡ポンプ、脱気ポンプを開発し食品工場や業務用ビルへも市場展開している。

脱気ポンプは、ヒドラジン等の化学薬品を用いずに機械的に液中の気体を脱気処理する装置。ポンプ内を通過するだけで脱気できる仕組みで原理には特許を取得している。

脱気する機構は次の通り。揚液を羽根車で高速回転にかけ、この状態で真空ポンプから吸引する。
液体と気体では気圧差が生じるので気体を脱気することができる。この際、気体中に液体が残存していても再び気液分離工程に戻され、脱気される。

現在では飲料系などの食品分野や薬品関係などを中心に数多くの引き合いがあり、実績に結びついている。

食品分野に脱気ポンプが好評 空調タイムス社
食品分野に脱気ポンプが好評 空調タイムス社

空調タイムス社提供

当初はビルにおける給水配管やボイラーの腐食防止などを市場と考えていたが、反響は鈍かった。そんな中、食品製造工場などで利用できないかというユーザーの声を契機に食品分野へ展開すると、脱気で課題を抱えているケースが多く、同社の小型で低価格な脱気ポンプが受け入れられ、その後も各種製造プロセスといったケースへ幅広く採用されている。

標準の製品ラインアップには ASP-0310(処理流量は 35L/min、口径は 25mm)と、ASP-0510(処理流量は 60L/min、口径は 40mm)を揃える。こうした標準品はそろえるが、詳細を詰めた上での受注対応を行っている。

今後も食品分野を中心にニーズに応えていくと共に業務用ビル関係のニーズにも応えていく。


各製品のより詳しい説明については、
 脱泡・脱気ポンプ DP、ASP 型
 脱泡ポンプ UPSA 型
 特殊ステンレス YST シリーズ
をご覧ください。

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