パイロット式自動制御弁

差圧制御弁
UFSD 型
(PAT.)

入口圧力と出口圧力の差圧を一定に保持

パイロット弁の優れた機構でどの様な条件下でも速やかに応動し、入口圧力と出口圧力の差圧を一定に制御します。
ポンプ揚程を一定にしたい場合や、空調用冷温水循環(密閉回路方式)での往路と帰路間の差圧を制御したい場合にぴったりの制御弁です。

パイロット弁の流路には、ニードル弁のような固定絞り部がなく、ゴミに強い構造です。
またゴミが目詰まりしても自動的に開いて排除する自掃作用があります。

簡単な構造のため、わずらわしい調整が不要、耐久性抜群で、メンテナンスフリーですから整備費が節減できます。



差圧調整弁

特許:日本、米国ほか海外


口  径 125-300mm
標準耐圧 1MPa


1.

パイロット弁内部で入口圧(1次圧)P1 と出口圧(2次圧)P2 との中間圧 Pe を形成し、主弁上面に伝達して適切な主弁開度に保持します。

2.

入口圧と出口圧との差圧(P1-P2)が設定圧以上になると、A 弁部を閉じ、B 弁部を開き、中間圧 Pe が減圧されて主弁を開き、差圧(P1-P2)を設定圧まで引下げます。
逆に入口圧と出口圧との差圧(P1-P2)が設定圧以下になると、A 弁部を開き、B 弁部を閉じ、中間圧 Pe が昇圧されて主弁を絞り、差圧(P1-P2)を設定圧まで引上げます。

3.

入口圧や出口圧の変動に対しても、同様の機構でパイロット弁が応動し、主弁の開度を適宜に自動調整して差圧(P1-P2)を設定圧に保持します。

4.

設定圧の微調整はパイロット弁のコイルばねでできます。


仕様・性能

入口圧力(1次圧力)
1MPa 以下(フランジ規格 JIS 10K の場合)

作動差圧
0.1MPa 以上



差圧調整弁

ご使用例

差圧調整弁



選定・外形寸法図

共通の選定・外形寸法図をご参照ください。


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