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「脱泡・脱気ポンプDP型」を新開発  国際食品工業展で実機を披露

食品産業新聞  2016年(平成28年)4月25日(月曜日)掲載

食品産業新聞

脱泡・脱気ポンプ「DP型」を新開発
国際食品工業展で実機を披露

横田製作所

液体にダメージ与えず
食品の風味や食感を維持


横田製作所(広島市中区)は4月から「脱泡・脱気ポンプ DP型」を新発売した。
従来の「脱泡・脱気ポンプ ASP型」が苦手としていた液体の処理も可能となるため、新規の導入を期待。実機は6月に開催される国際食品工業展(FOOMA JAPAN)でお披露目する。

従来の「ASP型」は食品業界を中心に150台以上の導入実績がある。液体に含まれる泡や空気を連続的に取り除き、液体中の溶存酸素を瞬時に8分の1にできるのが特徴で、飲料などの品質や鮮度維持に高い効果を発揮する。
問い合わせの半分は食品業界で、乳飲料や豆乳などが特に多い。豆乳を脱泡することで豆腐にすが立つことを防げると好評だ。ソーセージやハムに加える調味液などにも多く使われており、酸素を取り除けるため、業界でトレンドとなっている賞味期限の延長にも貢献することが可能だ。

新型の「DP型」は、従来機の脱泡能力を更に向上しつつ、液体にダメージを与えないことが最大の特徴となる。同社の脱泡・脱気ポンプは、羽根車を高速回転させ、遠心力で液体に含まれる気体を分離、真空ポンプで吸引して取り除く仕組み。「新型は回転数が半分程度でも従来機と同等以上の能力を発揮する」(同社)と強調する。
回転を遅くすることで、せん断による液の変質や、温度が上昇するといった問題を解消できるため、食品の風味や食感などの品質を維持することが可能になる。
ジャムなどの果肉を壊したくないといった用途にも対応できることや、ゼラチンやゼリー、グミ、とろみのある豆腐、果肉入りのジュースなどの利用にも最適なことをアピールし、新規の導入を目指していく。

既存の「ASP型」は4機種を揃え、ポンプの吸込口のサイズは 15mm〜65mm までをラインアップ。新型は大型機も製作する予定で 15mm〜80mm までのラインアップとなる。
「従来機では容量が足りず、複数台を購入して使っているところもある。特に海外は製造量が圧倒的に多いことから、ポンプの台数を減らすことができる点も訴求していく」(同社)。

FOOMAの会場では、従来機の「ASP型」と新型の「DP型」の実機を持ち込む。また、モニターを2台設置し、脱泡する様子がわかる動画を流すとともに、比較できるように、脱泡前後の写真や実液も展示する。

脱泡・脱気ポンプ DP 型を新開発

記事の著作権は食品産業新聞社に帰属する



この製品のより詳しい説明については、脱泡・脱気ポンプ DP、ASP 型をご覧ください。
より大容量の脱泡に適した装置もあります。脱泡ポンプ UPSA 型をご覧ください。

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